本地域は、徳島県の北部にあって、板野郡の西部に位置し、東に鳴門市、藍住町、西に阿波市、南に吉野川の清流を視て石井町と接し、北は阿讃山脈を背に香川県と接している。
　地形は、阿讃山脈南麓の中小河川からの土砂の流出による堆積層の形成によってできた扇状地帯と、これらの諸河川の流れを集めた宮川内谷川、吉野川沖堆積層の平坦地に大別することができる。
　本地域は、東西最大１０．５km、南北最大９．８ｋｍで総面積７０．６９km²のおよそ２分の１にあたる３２km²が山林で、耕地は、２３．３km²をしめており、近年は徳島市周辺のベッドタウンとして宅地造成が盛んである。